三橋貴明
🧭 49歳で、僕はすべてを失いました
僕は49歳のとき、人生が大きく崩れ落ちました。
それまで経済評論家として順調で、本も売れ、テレビや講演にも呼ばれ、周りからは「成功者」と言われていました。
でも、ある日、すべてが変わったんです。
私生活のトラブルで逮捕され、メディアで大きく報じられ、信頼も仕事も一気に失いました。
講演も出版も止まり、SNSでは「終わった人」扱い。
正直、もう表舞台には戻れないかもしれないと思いました。
でも、心の奥でこう感じていたんです。
「このままでは終われない。もう一度、自分の力で立ち直ってやる。」
🔍 もう一度立ち上がるために、発信をやり直した
僕はもう一度、自分の得意分野――経済と政策の発信に向き合うことにしました。
ただし、以前のようにテレビに頼ったり、マスメディア経由でしか伝えられない形ではなく、直接国民に届ける方法を選びました。
そこで始めたのが、ブログ「新世紀のビッグブラザーへ」とYouTubeチャンネル「三橋TV」です。
僕が注目したテーマは、
✔ デフレ脱却と内需拡大
✔ 高齢化社会を支える医療・社会保障の構造
✔ 国の安全保障とエネルギー政策の重要性
派手な言葉よりも、「根拠とデータ」を大事にし、誰でも理解できる言葉に置き換える。
批判より、「どうすれば良くなるか」を示す。それが僕の発信の軸になりました。
🌱 お金や名声より大事な“自分で立て直す力”
おかげで、僕の発信は再び多くの人に届くようになり、YouTubeは数十万人の登録者を集め、講演や出版も戻ってきました。
でも、昔のように数字や露出だけを追い求める気持ちはもうありません。
今の僕が大事にしているのは、
「もしまたゼロになっても、自分で立ち上がれる」という自信です。
経済や政策の知識は、ただ議論するためではなく、国民が現実を知り、未来を変えるための手段だと、僕は本気で信じています。
もし今これを読んでいるあなたが、
「このままじゃダメかもしれない」
「でも、何から始めればいいかわからない」
そう思っているなら、大丈夫です。
何歳でも、やり直せます。
僕がそのことを、証明してみせました。